日本でこのシステムはエナミだけ「洗濯機ステンレスドラム製造ライン」

4-2ワールプール装置写真

ヨコ型洗濯機のステンレスドラム（バスケット）を製造するライン。
コイル材から、プレス加工で穴開けなどを行い、ライナーシーミング（ハゼ折り、ハゼカシメ）で円筒状に成形し、回転軸、底蓋、胴板、上蓋をシーマ加工（カシメ）によって組み立てる。

お客様の要望

洗濯機ステンレスドラムを製造する際の溶接工法、仕上工数の簡略化を行い、かつ部品点数を減らして、生産コストの削減と工数の簡略化で品質を高めたい。

これまでは樹脂パーツであったリフターを、胴板と一体成型することで、部品点数を減らせるから。カシメ技術に定評があったため。

溶接工法の代替として当社の得意技術であるカシメ工法による部材結合を駆使し、大幅な工数の簡素化と品質の安定化を図るべく一貫自動化生産ラインの開発を目指す。

ステンレスドラムの接合にカシメを使用することで、これまで溶接工法としていた工程を大幅に簡略化でき、仕上工数を抑えることができた。